産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

びっくらぽん

ネットニュースを読んで、

「おおぅっ」と声が出てしまいました。

 

『母体の子宮頚がん細胞が、出産時に羊水に混入し、それを吸い込んだ赤ちゃんが肺がんを発症した例が見つかった』

 

・・・という記事を読んだからです。

すごい!

凄い大発見です!!

 

すごいよ、国立がん研究センター

これを発表されたのは、小児腫瘍科の先生だそうです。

小児の肺がんは、極めて少ないそうです。

その稀な肺がんを見つけて・治療されただけではなく、丁寧に丁寧に調査研究を重ねて、今回のご発表になったものと推察いたします。

子宮頚がんはHPV(ヒトパピローマウィルス)で発症するものですが、子宮頚がん自体が、次の世代にまで影響を及ぼす可能性があるということが今回分かったのです。

 

怖いです。怖いですねえ。

 

そんなわけで、今日もまた

「子宮頚がんワクチンはお勧めします」

「子宮頚がん検診も受けて欲しいです」

という、いつもの話になるのでした。

 

 

話は変わりますが・・・

当院は例年、1月後半から3月上旬は、子宮がん検診希望の方で混みあいます。

当院で子宮がん検診をご希望の方は、ご予約をおとりの上、保険証とナプキンをお持ちになってご来院ください。 ご予約はこちらから→ のりこレディースクリニック WEB予約トップページ (atat.jp)

 

・・・保険証とナプキンに加えて、以下の心構え?も一緒だと心強い。かも、知れません。 

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(しれっとアマビエさん登場。笑)

 

トン治郎と言えば・・・

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着物も、着せてもらったんだね・・・良かったね、禰豆子(カバ)。

 

 

今年もお世話になりました

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いろいろ大変な年でした。。。

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当院は、コロナの影響は大きくはなかったのですが、

 

対応や変化が必要になった年でした。

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(↑ただの挨拶になっちゃってます。)

来年は、

今年が大変だった分、

楽しいことがたくさんありますように。

 

と、願わずにはおられません。

 

皆様も、良いお年をお迎えください。

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もうすぐ

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院長の椅子が、、、。

 

突然ですが、

当院は、来年2月で、開院丸10年が経ちます。

無事故無違反で10年やってこれました。。。ありがたいことです。

10年経つと・・・

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いろいろガタが来まして・・・

いろいろ買いました。

f:id:noricli:20201210181422j:imageエコー!(経腟)
f:id:noricli:20201210181429j:imageソファー!(受付側待合室)
f:id:noricli:20201210181425j:imageソファー2!(中待合室)

日々慌ただしく過ぎて行くものですから、あまり気づいていませんでしたが、

あちこち汚れたり・劣化したりしていました。

待合室のソファー撤去後の床と壁です↓

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こんなに床・壁が汚れて…

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嗚呼

明日から、また頑張らねば、、、

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注・コバ院長が座って?いる椅子も買いました。

 

追伸) 当院の年内の診療は、12/28(月)までです。

毎年、年末になると、「この症状を治して・なんとかして欲しい」という方が多く来院されます。

しかし、「生理は急に止まらない」。

気になる症状がある方は、早めのご来院をお願いします。(って、もう早くはないですけれども)

それから、検査結果は必ず!聞きに来て下さい。

「お家に帰るまでが遠足です」と同義語で、「結果を聞くまでが検査です」。

結果聞かないなら検査受ける意味はありませんからー。

 

 

 

 

 

 

こんなつもりでやっています

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我々産婦人科医は、大なり小なり子宮癌の辛さを目にして来ているので、

子宮頚がんワクチンを受けて欲しいな、

とか

子宮頚がん検診を受けて欲しいな。

と、思っています。たぶん全産婦人科医が。

 

産婦人科は、敷居が高い科だとは思いますが、機会があれば、前向きにご検討下さい。

 

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嗚呼、七五三が終わってしまった、、、

 

 

 

データが出ますた

唐突ですが、子宮頚がんワクチンの効果の論文が出ました。

スウェーデンにおけるデータです。

・子宮頚がんワクチン(ここでは4価)を17歳までに接種された人は、されていない人に比べて子宮頚がんになる人が88%減った

・同17歳から30歳までに接種された人は、されていない人に比べて53%減った

 

また、「子宮頚がんワクチンによる重篤な副作用は認めない」という結果も、データとして出ています。たくさん出ています。本邦では名古屋のデータが有名です。世界中からいくつもそうゆう論文が出ています。

 

ここでおさらい。

日本で、子宮頚がんにかかる人は、一年で約10,000人。

そのうち子宮頚がんで無くなる方は、日本において一年間に3000人弱です。

それが、対象者(若年女子)が全員ワクチンを接種したなら、罹患者は約1200人、死亡者360人弱になるなんて

  素敵なことだとおもいませんかあああ~

(命が救えても、子宮摘出になる人もたくさんいるのです。その悲劇を減らせます)

 

我々、産婦人科医は、子宮頚がんで苦しむ人をたくさん診てきているので、受けて欲しいのです子宮頚がんワクチン。

 

小6から高1までは、無料で受けられますから、受けて欲しいわあ。

高2以上の年齢でも、45歳までは効果が認められているそうです。

自腹でご希望の方も、welcomeです♪ (3回注射で、5-6万円かかりますが。。。)

 

~お待たせしました~ 一年で最もかわいいと評判の、あの生き物の登場です・・・

まず、昨年の10月のコバ院長

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以下、今年ver.

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おやおや、かわいいですねー

 

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「アマビエにならなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」ってことでしょうか??

 

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ありがとう。コウノドリ

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漫画「コウノドリ」が、完結しました。

私の知らなかった、すごい産科救急の話などもあり、ためになりました。

今までありがとう!

そして、医学生と初期研修医に告ぐ。コウノドリ の内容を覚えていれば、ギネの研修はオッケー。です多分。

責任は持ちません

読んだことのない方は、機会があれば読んでみて下さいねー

 

しかし、ある産婦人科医が言っていました。

コウノドリの登場人物のうち医療関係者は、家庭が幸せな人は居ないんですよね、、、」。

……

あ、

ホントだ (^^;)