夏の思い出
(コバ院長、その格好で診療はちょっと・・・)(詳細は最後尾に)
言うまいと思えど、
暑いですね〜 毎日毎日。
怖くて、路上を歩けませんよ・・・(>_<)
3年前も猛暑で、今年はそれを凌駕しそうな猛暑らしいですね。
3年前と言えば・・・ちょうど、開業準備に取り掛かった頃だったなぁ・・・ そうかそうか、あれからもう3年も経つのか (゜.゜)
夏の思い出。と言っても私は、「海だ!山だ!里帰りだっ!」と、あちこち行くタイプではありません。
そうそう、大学生の時の「夏の思い出」は、他の人があまり体験しないであろうことなので、ちょっと書こうと思います。
当時私は、スキー部に属していました。
私の母校は、小田舎(ド田舎、ではない)だったものですから(?)、部活が盛んでした。
「○○大学医学部スポーツ学科所属」と、冗談で言われていたくらいです。
そんな環境で、「冬」の部員が「夏」に何をするかと言うと・・・・
筋トレ、長距離走、そして、
「山スキー」。
え? なんですって? 意味が分からない?
「まだ雪が残っている山に行って、雪渓を歩いて登って、スキーで滑り降りてくる」
のですよ。 (ToT)/~~~
もちろん、リフトなぞありませんから、 「スキー板を担いで、自分の足で登って」、 そして滑り降りてくるのです。
練習用のポールも持ってね♪
そして、夏休みに入ったら、「夏の集大成」として(?)
『裏月山でスキー合宿』 です。
ご存知、山形県の霊峰;月山は、夏スキーでも有名です。
ではなぜ「裏」月山と表記したかと言うと、
「夏スキーで有名な月山スキー場(=表月山)には、リフトがあるから」。
つまり、「リフトのない斜面で夏スキー三昧」ということです。
さらに恐ろしいことに、「宿には泊まらず、山小屋に泊まる」のです。
毎年利用する山小屋は、常駐の職員はいません。
つまり、
「自分たちが食べる食料と、着替えと、スキー用具を持って行って 自炊しながら山スキーをする」という、
自虐的な合宿です。
あー 自分で書いてて 改めてびっくりしたぁ〜〜〜
部員全員が5泊(だったかな?)できる食料を町で買って、車に分乗して山形に向かい、町に一泊。
翌日、朝早くから山の麓まで車で行き、荷物を分担して登山を始めます。
(車は、そこらへんに置いてゆく)
パッキングと言って、荷物を詰める時は大騒ぎ!
荷物をうまく配分しないと、へばってしまった人が出たらフォローが大変。
私なぞは体力がない方でしたから、よく荷物を取り上げられました。
「女子はパンを持て」。←これは、男子部員からの愛です。米・味噌より軽いですから。
「ただし、水に濡らすな」。←途中に川があり、そこで転倒するとパンが濡れてしまい、マジで怒られた。
そんなこんなで4時間前後かけて、山小屋へ向かうのでした。
よく、水芭蕉の白い花を足場にしたなぁ〜
(以上の写真は、月山および月山合宿の写真ではありませんが、こんなイメージです)
山小屋に着いたら、休む間もなく、
「寝床(と寝具)の場所取り」、「火起こし」(その前にたきぎ割りね)、「ミーティング」など、やることは(まさに)山ほどあります。
特に、「寝場所」は大事です。たまに、布団に虫の抜け殻がついていることも・・・(泣)
あーだんだん思い出して来た。 山小屋の周囲には、小さな石仏がたっくさんあったけ。
一説には、「水子の霊」や「山で遭難した人の魂」を鎮めるために作ったとか・・・(泣)
もちろん、風呂なし。水道で洗顔はできましたが。
日に日にみんな(もちろん自分も)の顔が黒ずんできたっけ。。。。
ある年、一年生男子(イケメン)が、シャンプーハットで洗髪をしていて、他のみんなで「やっぱり、おしゃれさんは違うなぁ〜〜」と感心しました。
彼が使っていたのは外水道で、中水道=炊事に使う を使っていた女の先輩に、 「こっちの水量が少ないから外水道止めて!」 と言われて途中で止めさせられたのには笑いましたが (^o^)丿
そんな環境で学んだことは、
『協力してひとつのことをするということ。』
『生きるためにはたくさんの労力が必要なこと』
と、
『電気がないと夜は本当に暗い』。。。そして、危ない怖い。
・・・ってことでした。
こんな体験からか?宿泊するところに対するハードルが、極端に下がってしまったのは余計でした。
「壁があって雨漏りしなきゃいい」とか・・・(^_^;)
山小屋最後の晩は、「最後の晩餐」(余った食料を、全て食す!)と、「肝試し」および「怪談」でした。
真っ暗で床がきしんだりする山小屋で聞く怪談は、臨場感満点!!
山から降りたら、真っ先に・・・お風呂です。
初めは、石鹸つけても 泡すらたちません (゜-゜)
垢を落としてきれいになると、体が一回り小さくなったような気が。。。
20年以上前の思い出話でした。
ちなみに・・・
今は、もうやってないらしいです「裏月山合宿」。
理由は・・・「危ないから」。
・・・って、そんな危ないことやっていたのか、我々。
皆さまも、こんな思い出ありますか。
いっこくらいありますよね?!
もう何年かスキーに行っていませんが、暑さと共に思い出した夏の思い出でした。
・・・う〜ん、ここまでのクオリティにはまだまだ遠い。