産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

Heaven only knows...

開業してから、意外だったことがいくつかあります。

そのうちのひとつに、「更年期ですか。」とゆう疑問をもって来院する方が少なからずいらしたことです。

「更年期って何?」と思った方は、以下のHPを参照してください

www.e-kounenki.jp/

私の思うところの『更年期』は、「生理が不順になったと思ったら、ほてりや動悸が強くて辛くて、でも周りの理解が得られないのっ!」とゆうことなんですが、、、

もちろん、そういう方もいらっしゃいますが、開業後にいらした方の何人かは、「えーと、特に困ったことはないのですけれどね、お友達に更年期障害の方がいらして、『あなたもきっとそうよ!』とか言われたので・・・とりあえず来てみました。私は更年期ですか?」。

えーっと・・・(・.・;) それでよく来たな、こんなところに。

いや、あのね、もちろん来院するのはいいんですけれど、更年期障害の診断には、「主訴」が大事なんですが、、、あんまりないようですね (^_^;)

待たされて、パンツを脱がされるかも知れないところに、よう来たのう。とゆうのが率直な私の感想です田。

その流れで、よく聞かれることがあります。
「閉経はいつですか?」

オ〜ノウ〜ッ (-_-;)
 日本人の閉経の平均は、50〜51歳です。
ですが、46才であがる人も、55才で生理がある人もいます。

なので、閉経の時期は、「神様しか分からないですよ。」とよく言ってます。

逆に、
「4年前が最後の生理なのに、3日前から出血が!」
といってあわてて来院される方もいらっしゃいます。

子宮がん検診をやりまして・・・たいがいが、もちろん異常なしで・・・つまりはご無沙汰の生理ですねぇ。ということになります。
私はこれを、「思い出し生理」と呼んでいます。

迷惑だ、思い出し生理。(心配になるじゃん。)

でもね、
「思い出し生理」かどうかなんて、診察してがん検診やった結果の除外診断だから、自己判断はだめですよ。

神様から、連絡欲しいよね。
『キンコーン♪あなたの生理は、あと三回です♯』とか。携帯電話で。

自分の寿命は前もっては知りたくないけど、「女の寿命」は知らされた方が便利だなあ。

お赤飯炊いて、、、それは、初潮の時か。

閉経は何かな?

・・・う〜ん・・・


・・・・・パエリア(黄)??? (笑)