産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

けんしん、けんしん。


だいぶ復活したなぁ。。。


突然ですが 皆さま。

健診 と 検診 の違いってご存知ですか?

「健診」・・・健康診断のこと。健康であるかどうかを確かめること。
具体的には、採血とかレントゲンとか心電図とか、一定の検査を行い、異常所見または異常値がないのかどうか調べること。

「検診」・・・特定の病気を早期に発見・治療することを目的に検査します。各種のがん検診、はこれに当たります。


春は、当院の・・・職員の・・・健診シーズン?です。

院長も、行って来ましたよ!

ほら、結果も、ダイジョウブ・・・?

ウンウン。

あれれっ?

どうした?

げっ


糖尿病のピーンチ!?

(^.^)/~~~

でも

ダイジョウブーーーー


これ、 飴玉をたくさん食べて から採血したから。

(註:なので、皆さん、健診受ける時は空腹にしてに行きましょう。守って当たり前の注意ですが) 


だって〜〜〜 お腹空いちゃったんだもん・・・ (そこ?)


しかし、上がるもんだな〜血糖。キャラメル五個で。(当たり前か・・・)

その他は、全く問題ありませんでした。 ^m^ ホッ

その他にも、

前日から絶食して当日も筋トレしてから受診して、尿ケトン体が出て再検査になっちゃった人もいます。(体重を1gでも減らしたいため。)

人間の体は、精巧に出来ています。
浅はかな考えで(?)、注意を守らないで受けると、私みたいなことになるので、
受けるならちゃんと受けて下さいね。 (^.^)/~~~


そうそう。

よく聞かれるのですが、

「健診って受けた方がいいでしょうか?」 とか

「何歳まで受ればいいですか?」 などなど。

確かに、
「医者の不養生」を地で行って、ポックリ逝かれた先生も複数名知っています。

それはそれで本人の選んだ道なのですが、

残された方はやっぱり悲しい。

哀しいし、

ちょっと迷惑。

・・・迷惑とはちょっと違うかな、、、

○○先生がいなくなったことで、多少の影響は受けた訳ですし。(具体的には、人事に影響が。とか)

やっぱり

平均寿命(あるいはそれに近い年)くらいまでは、存命していて欲しいなあ。と考える訳です。

天才・槇原敬之は、歌の中でこう言っています。
♪「何かもし見つかったら 怖いからと僕は 健康診断もがん検診も 行こうとしなかった
(中略)
そのために今僕が出来ることをやらなくちゃ
(中略)
新しいドアに手をかけよう」♪

・・・これ、『がん検診啓発キャンペーン』のために書かれた歌なんですが(笑)


そんな訳で、前述の問いに対する私の答えは、

『あなたが死んだ時に、泣いてくれる人がいるうちは受けた方がいいんじゃないでしょうか』。


雑な答えですんません 


そんなことを言っているうちに(?)

4月27日から、「さいたま市検診」が始まります。

当院では、「子宮がん検診」(これは検診)と「女性のヘルスチェック」(これは健診)を行います。

当院のけんしんをご希望の方は、予約をお取りの上、ご来院下さい。(ご予約はこちらからも→http://noricli.atat.jp/i/f.php

毎年、始まった直後(4月後半〜6月上旬)と、終わる直前(2月から3月上旬)までが混みあいますので、宜しくお願いします。

あ☆ちなみに


生理中は、子宮がん検診とヘルスチェックは受けられません 


ので、ご注意ください。
(不正出血・月経不順の方はご相談ください。)

以上、100%営業記事でした。