産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

へんさい

突然ですが

私には借金があります

酒びたりの父の肩代わり








・・・ではもちろんなく、開業にかかった費用です。

ところでみなさん、病院に行く時に保険証を持っていくでしょ?

皆さんが病院の窓口で払うのは、実際にかかった医療費の三割です(一割や、負担金なしのかたもいらっしゃいますが)。


残りの七割は、社会保険国民健康保険の中から支払われているわけです。
(これ以上はうまく説明できないため割愛。)

その七割の部分は、毎月各医療機関から、社会保険事務所国民健康保険の担当部署に請求します。
(これ以上は面倒くさいため説明を割愛。)

がしかし!

請求した分が支払われるのは二カ月先!

つまり・・・

開業二カ月間は、三割の収入しかない。。。

とゆう、辛い期間がありました。
(実際はちと違うが、細かいので割愛。)


開業してからの分が、先月末やっと支払われた(振り込まれた)のです(^o^)/

がしかし!

喜んだのもつかの間、

借入金の返済(引き落とし)が始まっていた。。。



・・・ヒジョ〜に厳シー!(財津一郎風。)


更に、馴染みの薬問屋が来てこういいますた。

薬屋 「なぁ、先生さんよ、開業時にワテのところが納入した薬剤の代金、ミミを揃えて返してくれや。

きっちりトイチ*で計算さしてもらいまっせ!!」

院長 『ま、待って下さい。こちらは病人と借金をかかえて手いっぱいで。。。あと一カ月だけ待って下さい。』

薬屋 「あ〜ん待ってくれやとぉ〜?! はらわれへんのやったら、従業員を売り飛ばしてゼニ作ってこいやぁ!」

院長 『ちょ、ちょっ 待てよ!(キムタク風)うちの従業員は仕事と家事はできますが、売れるかどうかは・・・あ、いやなんでもありません(ToT)/~』

・・・と、ゆう会話はありませんでしたが、二ヶ月間の猶予があった薬剤代の支払いも始まりましたとさ。


遠いなぁ〜ウハウハ生活。って言うか、来るのか?!ウハウハ生活。


眠くなったのでこれまで。皆さん、いい夢みてね。

* トイチ;「10日で一割の金利」の略で、年利365%の金利をさす。もちろん、利息制限法の年利20%を超過していて違法である。

** 雰囲気を出すため、関西風な表記をしましたが、お気を悪くされた方がいらしたらゴメンナサイ。