産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

気温と流行と診察時間

言うまいとは思いますが、暑いですね

埼玉って、こんなに暑かったけー?と、多少納得のいかない院長です。
(先祖がロシア人なので・・・多分。)

さて、日本の医療費は年々増加の一途です。

ただ、
年々高齢化している現状では、それは当然のこと。
それを、抑止しようとするのはどだい無理。。。と思いますが、皆様・・・政治家の皆様も含めて、どうでしょう???

それはさておき、

医療経営では、「たくさんの患者さんを診ればみるほど」収入があがります。(超ざっくり言うとね。)

患者さんの評判や、医学的なリスクはさておき、そういう風になっているのが日本の医療の背景です。

昔は、「三時間待ち・三分」と言われて悪評高かったですが、、、

だからといって、

『がらがらの病院にかかりますか?』
という極論にもなります (^_^;)

話がそれましたが、
診療科によって、一人当たりにかかる平均時間は全く違います。

(つまり、一日何人見られるか、も違うのです。)

繁盛しているところでは、
内科系は100人くらいなんでしょうか。(根拠ない発言です。すいません)

友人の眼科医は、「200人なら診られるかな・・・(^_^)v」と言っていましたが。


・・・400個 目ん玉見んの???

それに比べると、
産婦人科は、少ない方です。

100人も診たら死んじゃいます 医者がね。
かくいう私は、一度だけありますけどね

あの日は、目がチカチカしたなぁ・・・

その医療機関が、どういう患者さん/疾患を対象にしているかにもよりますが、だいたい30〜50人前後が適正人数ではないでしょうか。
産婦人科医ひとりが、一日に診察するのに望ましい数の推測。医師が疲れ切らず、患者さんを待たせ過ぎないであろう数。)

そうは言っても、一人の患者さんにかける時間は、まちまちです。

初診/再診、若い方/年配の方、口数の多い方/シャイな方 ・・・などによっても違いますし。

ただし!

産婦人科に特徴的かも知れませんが、「身支度にかかる時間」が、一人当たりの診察時間を大きく左右しまっす!!

そしてそれは、気温や洋服のスタイルによっても変わるという。。。

例1)冬の年配婦人
・・・寒い日の朝一などは、皆さん着こんでいらっしゃいますからねぇ。。。
脱いでも脱いでもまだ下着が見えてくることがあります。


ラッキョウかっ!!」

と突っ込みたくなりますが、、、さすがに言ったことはありませんねぇ(当たり前か)

例2)マキシ丈スカート
・・・今年の流行です。
町で歩いている御嬢さんも、診察を受けにくる御嬢さんも、高率にこれを着用しています。
。。。これがまた、もたつくんだ (-_-;)
内診台に上がられた後に、『スカートをまくり上げて下さい』と説明します。

これが、マキシ丈スカートだと、
上げても

上げても

・・・まだある。スカートの裾。

迷惑な流行です(うちのギョーカイでね(゜o゜)

それと、寒くなってからのブーツ!
みなさん、なかなか脱げないんだなぁ〜
昔、大学の産科の先生(うら若き女医さんですた)が、

『もぉ〜〜妊婦はブーツ禁止!!』と、憤っていらっしゃいました。

そうは言っても仕方がないので、更衣の時間は有意義に{次の患者さんの問診を取ったり・・・}使うようにはするのですが、
なかなかね。
(内診台の上で長時間待たせるのはご法度!だし)

開業するときに、知り合いから「そのうち受診するね〜」と言ってもらった時に、


『来て来て〜〜できればノーパンでね〜(^_^)/』と言ったら怒られました。

あ〜 ごめんごめん。

半分冗談だよ。。。(半分本気でしたが・・・(・_・;))

ノーパンでなくてもいいので、ご来院お待ちしています。

来週から夏休みなので、脳みそが溶けかけている院長でした。

追記:

先日、気が抜けているところに(外来終了後)、
ふらふらしていたら、デキル!事務に

『先生、病名付けて下さい! (-_-メ)』

(しかも複数あった)と言われてしまいますた(泣)


Ah~~~~ (ToT)/~~~


帰ろうと思ったのにぃ〜〜〜? (@_@;)


そんな優秀なスタッフに、お尻を叩かれながら?診療しています

明日は
猛暑が収まりますように