産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

正義のヒーロー!

いやぁ

盛り上がってますね。オリンピック。

皆さま、夜中頑張って観てますかぁ?

私はね。。。。

無理 (-_-)zzz

学生時代から、夜は 苦手。


そんな私が 産婦人科医に・・・・・・・・


(お産は、昼夜問わずあると言うのに・・・涙)

さてここで、産婦人科当直の真実(大げさ)を少々。

・・・とは言っても、他科の当直と同じですが、


「何もない時は寝られる」。

「何もない」とは・・・

1. 救急外来に、患者が来ない

2. 分娩がない

3. 入院患者の急変がない

この三つの条件を全て満たした時なのです。

おぉっ!


まさに



ラクル!! (゜-゜)///~


どれくらいミラクルかと言えば、

阪神の(当時)バース・掛布・岡田 が、甲子園球場のバックスクリーンに、三者連続でホームランを叩きこんだくらいのミラクルっぷりなのであります!!


(こんなお人形の写真しかないのか・・・)

(知らない人は、お父さんやお兄さんに聞いてみよう!!!)

例外事象

1' お腹の痛い若年女性が来院→妊娠反応陽性→「あいたたた・・・」→女性失神→「子宮外妊娠破裂で緊急オペじゃー!」

2' 分娩進行者が分娩室へ→二時間たっても生まれず→「分娩停止で緊急カイザーじゃー!」

3' 入院患者眠れず(たいがいオペ前後)→看護婦から電話「ナントカさんが眠れなくて辛いとおっしゃっています」→私も眠れません・・・(涙)


3'はともかく1'2'は、まぁ二・三時間取られますので、


結果;『当直明けは寝不足のこと多し』。デス

当直明けは、帰れません。通常勤務です。


ケニアのマサイ族の見張り番でさえ、夜勤明けは休みだったのにねぇ・・トホホ)

なので皆さま、

外科系の診療科の外来で、担当の先生が多少眠そうなお顏をしていても、


許してあげて下さいねぇ〜〜〜 (ToT)/~~~


そうそう先日、そんな当直を多数こなしている現役産婦人科医達と会合がありました。

そりは

都内某所・・・

視界をさえぎる煙の向こうに、


鉄板とピッチャーの影・・・・


ジンギスカンですた。。。

最初のうちこそ、「最近どう?」みたいなすましたお話をしていましたが、

お肉と ビールの減りに比例して、

滑らかになる 会話、会話。。。

ふと、気がつくと、

ひとりの 有望産婦人科医師の紙エプロンがはためき、
マントのように見えて・・・

そのお姿はあたかも(笑)正義のヒーロー!


(見えづらいですが、マントもはためいております)

そこにいたメンバーは、当院でガーダシルを注射した女人が多かったので、どこからともなく

「あっ ガーダマンだっ!!」とゆう声が

・・・

そして更に、
「当院ではサーバリックスを採用しているから」
「サーバにゃんも!!!!」

という声が・・・


ガーダマン


サーバにゃん


どちらも頑張れ!!


そして

この日本を救ってくれ


明日の日本は、君たちが守る・・・のだろうか。

頑張れニッポン!

そして

頑張れ、当直医!!