産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

今年もお世話になりました。

お久しぶりです 院長ですよ。

11月に、「今年こそ、年末バタバタしないように、色々早めに片付けるぞ」と考えていたのに・・・

例年にもまして、バタバタになってしまいました・・・(涙) 

大掃除とか、何それ?って感じです アハハ

 

今年も、なんだか色々あったような気がしますが、色々忘れました。。。反省しない。

 

当業界的には、今年もまた コロナコロナでしたが

当科的には、「子宮頸がんワクチンの、キャッチアップ接種が開始された」「来年度からは、9価ワクチンも公費負担で打てるようになった」ということが朗報でした。

 

そして、ニュースとしては「信じられないスピードで、少子化が進んでいる」というのも話題になりました。

なんでも、「想定の8年も早いレベルの少子化」になっているそうです。

同業者のあいだでも、「お産減ってない?」「減ってるよね」と言われています。

 

このままだと、お産できる施設の経営が立ちゆかなくなりそうです。

 

「産科がだめなら、婦人科で稼げばいいじゃない?!」と思われるかもしれませんが、問題はそんな簡単じゃナインだなーこれが。

「お産をメインにやってきた医者」が、「婦人科メインの医者」に脳を切り替えるのは、世の中の人が考えるほど簡単ではないんですよ。(と、言うか私には無理。)

 さらに、お産できる施設が少なくなると、地域によっては「妊娠したけど、妊婦健診も出産も、受け入れる施設は500km先しかない」なんてことになります。

 分娩施設の集約化は、いいこともあります(病院あたりの医師数が増えて、労働環境が改善されるとか。)が、患者さん・妊婦さんにとっては不便になることの方が多いと思われます。

 

今の世の中、子供が欲しいと思う人が少なくなっている(と、思われる)のですから、「幼稚園から大学まで無料化」など、思い切った政策を施行しないと、200年後くらいには日本人は絶滅していまいそうです。

 私は生きてないから知らんけどね あはは

そういうことを考えてもらうために、我々は高ーーーい税金を払ってると思うのですが、どうなんでしょう 政治家の皆さん。

投資すべきは「将来税金を払ってくれる若者」であって欲しいなあ。

 

暗い話になりましたが、来年は明るい話題が増えて欲しいものです。戦争が終わるとか。

 

この方も、多分そう願っているかとーーーー

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では皆様、よいお年を〜