産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

迷探偵

おりゅお・・・いや、お料理は、「五感を駆使してやりなさい」と言われています。

見る
聞く
嗅ぐ
触る
味わう

うん。

これ、医療においても言える。

見る
聞く
嗅ぐ(たまにやります)
触る(内診☆彡)
味わ・・・これはないかなぁ〜 ^_^;

なので、患者さんを診るのは、診察室に入った時から(場合によっては受付時から)なのです。

例えば、
受付時に緊張している方は、産婦人科初めてかな、とか

ご主人と一緒の方は、妊娠かな、とか

(以上、誰もが想像できる範囲かと思いますが。)


当院は、電子カルテです。

初診の方がいらっしゃると、(A; 事務手続き+ B; 診察の流れ)・・・

A)
・保険証・名前などをPCに入力
・患者さんにより問診票の記入

そして
B)
・診察室で問診
・内診室で診察

・・・と、なる訳ですが、必然的にAとBの間には多少の時間があります。

その間に、事務がPCに入力した内容を見て、診察内容を想像します。

「こんなこと聞こう」とか、「この検査が必要かな?」など。

実際に、ご本人に会って、想像を修正しつつ診療内容を決めるのですが、

想像が当たった時は、よしっと思いますし、

外れた時は、自分もまだまだだなぁ。と反省?します。

ま、あくまで「想像が当たるかどうか?」の話なので、誤診とかのレベルではありません。

お気を楽にして読んで下さい。

あまりに想像が先行して、PCに入力などしちゃってると、近くにいるスタッフから、『先生、また妄想ですか・・・?』と控えめな突っ込みが入ります。

でもね

結構当たるのよ。。。妄想。

そんな時は、「名探偵だなぁ〜私」と鼻息が荒くなります (^_^)v

こんなことをやっているうちに、NLCの一日が暮れてゆきます。。。


しかし 今日は雨がよく降りましたね。
みーよ

みなさんも、風邪などひきませぬよう。

・・・六億円が強奪されたって?!
そいつは大変だ (゜o゜)

…だいたい、六億円って保険点数で言うと何点なんだろうか。

犯人達に天罰が下りますように。。。尿管結石が痛くなって自首する、とか。