産婦人科女医の独り言

つぶクリ院長のつぶやきです。ためになる保証はありません。

休日なう

もとい、

「休日診療」なう。

今日は
産婦人科医師会会員が当番制で行っている、休日診療担当です。

お初です。
どきどき・・・

・・・と言いつつ、ブログ書いてるので、ただ今平和であります(^_^)/

以前
大学病院勤務の頃は、当直だらけでした

人生の当直回数Maxは、月14回だった記憶が・・・
(以前にも書きましたが、翌日も通常業務です(泣)

不思議なもので、
「月の半分以上は当直はしない」と本能的に思うらしく、
他の先生も14回以下だったように思います。

また、よくわかりませんが
「4連直はしない」とゆうプライド(?)もありました。
単純に、着るものがなくなる。という理由かも知れませんが。。。

結果、3連直 一日おいて また 3連直 という

往年の鹿取(巨人)かはたまた佐々木(ベイスターズか!?という当番回数になることも時々ありました。(古っ)

以前ダイアナさんを診療されたTaketag先生がある時に、『おかしな〜なんかきついな〜当直回数は先月と変わらないのに・・・』とぼやいていました。
しばらくして、
『あ!分かった。今月は2月で28日しかないのに、15回当直だから(きつく感じた)だ!』
とのたまわっておられました。

おいおい
割り算は、小学校で習うだろ。。。


大学病院の当直はどきどきです。

私が所属していた医局は、「良医たれ。」という掛け声?のもと、
「患者を断らない」空気があったので、
休日の24時間当直(時々48時間とかあり。)の時は、

病棟に呼ばれ、

    • 分娩
    • がん患者さんの看取り など

救急外来に呼ばれ、

外線(要は患者さんからの問い合わせ)の対応をし

・・・などなど、八面六臂の大活躍でした

(これは、病院の方針・雰囲気にもよるみたいです。外来担当だけの当直もあるそうですし、初診は受け付けない病院もあると聞きました)

もちろん
時間を問わず診なくてはいけない患者さんもいますが、

「時間考えて欲しいよ〜〜」と思うこともしばしばでした。

大学病院だと、病棟看護師から
『○○さんが眠れないとおっしゃっています』
というコールをもらうこともしばしばでした。
(眠れないのはこっちだよ。。。)
と思いつつ、眠剤を処方したりしたものです。


そんな中

「当直の時に言いたい・・・でも言えない言葉ベスト3」を思いつきました。

①患者 「痒いんです」
 医師 「掻いておいて下さい」

②患者 「眠れないのですが」
 医師 「起きててください」

③患者 「痛いんです」
 医師 「我慢して下さい」

・・・もちろん言ったことはない・・・あ、①はあります。知り合いの看護師に。
そうしたら、『掻いても痒みが治まらないから言ってるんじゃ!!』
と叱られました (^_^;)




掻いたんだ・・・


思い出しました。
②もありました。
病棟看護師「○○さんが眠れないとおっしゃっています」

私『起きててください』。

Oh~~~~

なんとヒドイ!!<(`^´)> と、憤ったアナタ。

この会話のなされた時間は、朝の五時だったのです。。。

正確には、『もう、起きてもいい時間ですよね?』


救急車の不適正使用が時々話題になります。(軽症なのに、タクシー代わりに救急車を呼ぶ人が増えているということ。)

それと同じレベルで、救急外来の適正受診もコマーシャルしたほうがいい。と思いました。

・・・まぁ開業しちゃって、当直からはほとんど解放されたおまえが何を言う。と言われたらそれまでですが。

当直バリバリこなしている先生は、こんなこと言う暇さえないでしょうから、代わりに言っときますね (^_^.) 


今日は
浦和まつりだそうです