女性手帳 感想
(珍しく時事ネタです。)
GW後半(明け?)に飛び込んできたこのニュース。
もうだいぶネット上(ニュースやブログや、ツイッター等)で話題になりつくした感があります。
大多数の反対意見と、少数の肯定的(好意的?)意見となっているようです。
私のfirst impressionは、
『血税使って何考えてんの』
『まず先にやることが
他にもあるでしょ』。
確かに・・・「女性が、自分の体を知ること」はいいことです。
「妊娠の至適時期」も知っておけば、『卵子が老化して、年をとったら妊娠しづらくなるなんて知らなかった』という後悔はしなくて済むハズです。
うちの外来でも、
私「基礎体温をつけてきて下さい」
患者「・・・」
私「付け方、分かりますか?」
患者「分かりません」
・・・という、不毛な 会話をしなくて済みます。(現実には、あんまり変わらなさそうですが。)
しかし、
しかし・・・なんでしょう。このイラっとした気持ちは。「女性手帳」。
いくつかの、有名ブロガーの記事を読んでいて、腑に落ちました。
・女性だけに出すのはおかしい
(「男性手帳」も作らないと
片手落ち)。
↑ そうそう、これ。
女性手帳の第一の目的は、「出生数を上げる」ことのハズ。
妊娠出産・育児は、一人ではできない。
ならば、「相方」である男性にも配らないと。「男性手帳」。
うわぁ〜興味あるわぁ ♪ その内容 (多分に妄想)
そこには是非、「避妊はちゃんとしよう」「避妊のハウツー」も、是非明記して。
それにしても、どうしてこんなアホらしい政策を考えるのかしら?政治家って。(女性手帳 も、会議では反対者ゼロだったらしいけど。気は確かか?)
議員の数を減らしたりとか、自分の身をけずる政策は、なかなかやらないくせに、
自分たちが汗をかかなくて済む政策は、あっちゅう間に完遂するものね。
「育児休暇三年計画」だって、企業や女性本人達におんぶにだっこの方針だもんね。
いつもはノンポリ(死語)な私ですが、今回ばかりはモノ申したくなった次第です。
景気も、実際に良くなった感じはしないし。
「雰囲気で」「良くなった感だけ」の景気上昇だと困っちゃうのよね。。。。